みなさんこんにちは!今回はラグジュアリーブランド、ジバンシイがRoblox上で行ったプライド月間の取り組みについてご紹介。
「ジバンシイ ビューティー バーチャル ポップアップ」と題されたイベントでは、毎週異なるクリエイターにスポットライトを当ててLGBTQIA+コミュニティへのコミットメントを呼びかけました。
ビューティーシーンのメタバースの先駆け「ジバンシイ ビューティ ハウス」
パルファム ジバンシイが、メタバースに進出したのは2022年頃。当時メタバースへ参加する企業はまだそれほど多くなく、「ROBLOXにビューティブランドが登場するのは初めて」という、まさに仮想空間へのビューティーシーン参入の先駆け的存在。
「ジバンシイ ビューティ ハウス」の空間にはメゾンの貴族的な伝統を想起させる城や、ブランドを象徴するダンスフロアに加え、メイクアップステーション、フォトブース、ジバンシイ・スタイルを踏襲したプールなど見所が盛り沢山。加えてダンス、探索、メイクアップをすることで、プレイヤーはファッションアイコンが獲得できるなど、ファッションファンに嬉しいコンテンツ多数の仮想空間として注目を集めたメタバースだったんですね。
そんな「ジバンシイ ビューティ ハウス」で、プライド月間である6月いっぱい開催されたイベントが、LGBTQIA+コミュニティへのコミットメントを呼びかける「ジバンシイ ビューティー バーチャル ポップアップ」でした。
デジタル分野のパイオニア的存在
ラグジュアリー ビューティブランド「ジバンシイ(GIVENCHY)」が今年のプライド月間を記念し「ジバンシイ ビューティー バーチャル ポップアップ」を開催しています。限定バーチャルアイテムが当たるチャレンジを毎週更新!💄👠🌈https://t.co/5nWgLARvXa
— Roblox (ロブロックス公式) (@roblox_jp) June 11, 2024
実はROBLOX以前にも、ジバンシイによるデジタル分野への参入ってすごく早く、パイオニア的存在でした。2020年にはラグジュアリー ビューティーブランドとして初めて「あつまれ どうぶつの森」でビューティールックを提供したり、2021年からは2年連続でプライド月間をサポートするNFTを制作、そして2022年には「ジバンシイ ビューティ ハウス」をROBLOX上に立ち上げてゲーム分野への進出も果たすという開拓っぷり。以来1,100万人以上の訪問者がワールドに訪れ、平均6分以上の滞在を記録しているのだとか。
ちなみにLGBTQIA+分野においても様々な取り組みを行っており、去年アメリカで設立された文化交流に特化した最初のアートプラットフォーム「Spatial」で、LGBTQIA+コミュニティのデジタル・アーティストにスポットライトを当てたバーチャル展覧会「ジバンシイ ビューティー プライド ギャラリー」を行っています。つまり、様々な分野にいて革新性と包括性を発揮しているということですね。
プライド月間を盛り上げる豊富なコンテンツ
今回ジバンシイがROBLOX上で行ったのは、アバターを通じて誰もが自由に自己表現できる新しい空間を作り上げました。
開催期間中はプライド月間中に毎週異なるクリエイターにスポットライトを当てた「ジバンシイ ビューティー バーチャル ポップアップ」が開催され、各クリエイターは、ポップアップのためにデザインされたエクスクルーシブなアイテムや、プライドカラーをまとったRobloxの人気アイテムも公開。ポップアップを訪れたプレイヤーは、プライド月間のために特別に作られたビューティールックを自身のアバターに試すことができます。
毎週更新されるチャレンジに参加し続けると、限定アイテムを獲得できるというスペシャルなイベントも!参加者はレインボーカラーの4Gロゴを集めたり、カスタムフォトブースでセルフィーを撮ったり、ダンスフロアで踊ったり、限定メイクアップルックで表彰台に上がったり、ここでしかできない体験をすることができます。
また、「ジバンシイ ビューティー バーチャル ポップアップ」イニシアチブの一環として、ジバンシィ クチュールのアクセサリーやアイコニックな“Voyou(ヴォワイユー)”バッグから着想を得た、新しいバーチャルアイテムも公開。リアル、バーチャルっでITバッグを楽しめるなんて夢のよう。
終わりに
6月はプライド月間ということで、それに伴い開催されたジバンシィのバーチャルポップアップをご紹介しました。「ジバンシイ ビューティー バーチャル ポップアップ」のイベント自体はもちろんですが、改めて本ブランドの革新性と先進性を紹介できたかと思います。
メタバースってやっぱり、ブランドや企業の哲学を反映させるのにすごい適した空間なんですよね。伝えたいことを具体化して言葉でリリースするのってなんだか難しい。そんな時はやっぱりビジュアルです。しかもそのビジュアルで、世界を作り伝えたい相手にイマーシブな体験をしてもらえるとダイレクトに伝えたいことが響くんだと改めて。今後もジバンシイのデジタルでの取り組みから目が離せない!それではまた。
この記事を書いたスタッフ