MENUCLOSE

みんなで集まろ!大阪発の「メタバースハブ」始動

Photo:プレスリリースより引用

3D空間プラットフォーム「Roblox」内に誕生したのは新たなメタバース拠点「Meta Osaka World」。大阪発となるメタバースハブということで注目が集まる中、一体どんなスポットになっているのかを今回はご紹介。

新たなメタバース拠点「Meta Osaka World」って?

デジタル空間やeスポーツの活用で地域課題を解決する株式会社Meta Osaka
彼らが大型プラットフォーム「Roblox」に開設したのが「Meta Osaka World」と呼ばれる新たなメタバースの拠点となるワールドです。

月間アクティブユーザー数が3億8000万人を超え、特定のゲーム機を必要とせず、スマートフォンやPCから無料でアクセスできるRobloxといえば幅広い層が利用可能な人気プラットフォームですよね。ここを軸に、教育やビジネス、地域活性化の場として多目的に活用できるデジタル文化発信の拠点を目指すために作られたのが「Meta Osaka World」なんです。

Z世代やα世代はメタバース空間での体験や交流を日常的に捉えている

Robloxに誕生した大阪発のメタバースハブ「Meta Osaka World」の様子
Roblox内の「 CICERO OSAKA」
Photo:プレスリリースより引用

では、なぜ今、大阪発のコミュニティプラットフォーム「Meta Osaka World」を開設したのか?
それには昨年9月の「RDC 2024」の基調講演で米RobloxのCEO兼共同創業者のデビッド・バズーキ氏が発した言葉にありました。

彼はRobloxのデイリー・アクティブ・ユーザー、1日あたりのユーザー数は7950万人に達し、前年同期比21%増で、アジア地域は30%超の伸びを見せていると発言。日本に関しては、その数なんと56%増との驚異的な数字も……!

ここからわかること。それは、この驚くべき数字を叩き出した牽引層であるZ世代やα世代は「デジタル空間での活動を日常的なものとして捉えている」ということ、そこでの体験や交流を重視する傾向にあるということ。

このような変化を背景に誕生したのが「Meta Osaka World」だったんです。

「Meta Osaka World」が解決したい三つの社会課題

さて、時代を読んで生み出された「Meta Osaka World」ですが、本プラットフォームが持つ目的が「三つの社会課題の解決」です。

1つめが「デジタルネイティブ世代の特性に適応した新しい教育体験の提供」。
例えば、従来の教室型学習では難しかった職業体験や防災教育をメタバース空間で実現するということです。

2つ目は「企業のZ世代へのリーチを支援」すること。
従来の広告やマーケティング手法では接点を持ちにくかった若年層と、双方向のコミュニケーションをスムーズに進める潤滑油になること。

そして3つめが「地域の魅力発信と経済活性化」。
これに関しては大阪城をモチーフにしたデジタル空間を起点に、自治体や地域企業、文化施設との連携を進め、リアルとバーチャルの相乗効果を創出したり様々な試みで進めて行く予定なのだとか。

「Meta Osaka World」の世界観をご紹介

それではここで「Meta Osaka World」がどんな世界観になっているかについてサクッと触れていこうと思います!

エントランス内には実在する様々な施設が

Robloxに誕生した大阪発のメタバースハブ「Meta Osaka World」の様子
Roblox内の「メタバースサロン」
Photo:プレスリリースより引用

「Meta Osaka World」は、大阪城をモチーフにしたドーム型の空間をエントランスに設置し、そこから各種コンテンツへのアクセスを可能にする構造となっているメタ空間。

Robloxに誕生した大阪発のメタバースハブ「Meta Osaka World」の様子
Roblox内の「SPATIAL STUDIO OSAKA」
Photo:プレスリリースより引用

エントランス内には実在する施設「メタバースサロン」「SPATIAL STUDIO OSAKA」「CICERO」などの施設を再現し、来場者がリアルとバーチャルの両方で体験できる環境を整備しています。

充実した子供向けの体験型コンテンツ

Robloxに誕生した大阪発のメタバースハブ「Meta Osaka World」の様子
Photo:プレスリリースより引用

コンテンツは大きく二つの領域で展開。一つは子ども向けの体験型コンテンツです。
移動式サーカスと縁日をテーマにした空間で、消防士体験や各種ミニゲームを通じ遊びながら学べる機会が提供されるなど嬉しい作りに。特に消防訓練などリアルでは実現が難しい体験をメタバース空間で可能にするなど、大人でも体験したい貴重なチャンスが転がっています。

企業向けのビジネス展開も可能

Robloxに誕生した大阪発のメタバースハブ「Meta Osaka World」の様子
Photo:プレスリリースより引用

もう一つは企業向けのビジネス展開です。エントランスの外周部にはパートナー企業専用のワープゲートを設置し、各社独自のワールドへアクセス可能に。ここでは企業のブランディングやプロモーション、さらには商品販売など、多様なビジネス展開が可能です。

施設は今後も継続的にアップデートを行い、新たなコンテンツやスポンサー企業の参画に応じて段階的に拡張していく予定とのこと。個人的には大阪万博とかとコラボしてくれたら嬉しいなぁなんて思ったり。大阪が盛り上がる2025年だからこそ、本ワールドから目が逸らせない。それではまた。

この記事を書いたスタッフ

関連記事 RELATED POST

BACK TO LIST

MAIL

メタバースに少しでも
興味のある方はご相談ください。

イベント無料相談

TEL

お電話からも
お問い合わせいただけます

03-5738-2117
記事を絞り込み検索
記事を絞り込み検索