
デジタル空間で行われるファッションショー『DISCOAT 2025SS EXHIBITION in virtual』。
最新技術が叶える次世代型ファッションショーが魅せた2025年春夏コレクションをチェック。
デジタル空間で行う没入型のファッションショー

パルが展開するブランドDISCOAT。このブランドの春夏コレクションがこの2月にデジタル空間で開催されていました!
このイベントではブランドが行う先進的な取り組みをUnreal Engineのリアルタイムレンダリングを利用しつつ、自由な視点で臨場感あるデジタルファッションショーとして展開。
ショーのポイントは何と言っても「参加者一人一人が自分の視点で会場内を移動しながらショーを楽しめる」というところです。デジタル空間上では参加者同士のコミュニケーションも可能なので、ファッション好きは盛り上がる!

さらに、クラウドレンダリングを利用することでこれまでハイエンドな環境でしか実現できなかった没入型体験がスマホのウェブブラウザを通じて可能に。これにより、特別なヘッドマウントディスプレイやソフトウェアのインストール無しに、誰でもカジュアルにショーを楽しむことができました。
デジタルだからこその特徴とは?
さて、ショーの内容はもちろんなのですが、本イベントにはデジタルならではの魅力が詰まっていました。
デジタルヒューマンによる接客

まず注目したいのがデジタルヒューマンによる新たな接客体験です。
本イベントでは、DISCOATを代表する人気インフルエンサースタッフ3名をデジタルヒューマンとして再現。会場では3名のインフルエンサースタッフがファッションショーに登場するだけでなく、各ブースでゲストを出迎え、動画とともに商品の魅力を伝えてくれるなんてことも。
実際のパターンデータから再現するデザイン

さらに本ファッションショーではデジタルファッション分野で定評のあるMarvelousDesignerやCLOなどのシミュレーションツールを活用。
実物の衣服パターンデータ、サイズに基づいた3Dモデルを作成し、デジタルデータのプロダクトにリアルを追求しています。ランウェイでは、インフルエンサースタッフの動きに追随する布の質感や繊細な動きが表現されていて見応え抜群。
終わりに
好きなブランドの世界観に没入できる体験って素敵なこと。だからこそ、誰でもカジュアルに訪れることができるメタバースで好きなブランドがイベントをやったら嬉しいですよね。
そんな夢のような空間を実現したDISCOATによるイマーシブなファッションショーを今回はご紹介しました。メタバースイベントの参考にディグってみても良いのかも?それではまた。
この記事を書いたスタッフ