みなさんこんにちは!GPの宮永です。
VRヘッドセットとTikTok LIVEを利用した没入型の3Dコンサート。一見SFの世界の事のように思えるけれど、そうじゃないんです。本日は夢のハイクオリティメタバースコンサートについてご紹介!
シリーズの第一弾はあの世界的アーティスト
2023年1月14日に開催されていたカルヴィン・ハリスによる『カルヴィン・ハリス・エクスペリエンス(The Calvin Harris Experience)』。しかしこれは、カルヴィン・ハリスのリアルなコンサートではなく、バーチャルで行われた音楽シーンにおいて全く新しいコンサートだったんです!
本イベントには特別なヘッドセットが必要なので、ヨーロッパ、東南アジア、日本、韓国など、現在PICOのコンシューマー向けヘッドセットが販売されている地域で配信されていたようですね。
PICOの視聴者は没入型の3Dを体験でき、コンサートのエクステンデッド・バージョンに独占的にアクセスも可能。さらにはTikTok LIVEでもプレミアイベントの一部が放送され、SNSを中心に盛り上がりを見せました。
特筆すべきはその世界観
グラミー賞を受賞し世界的に有名なDJかつプロデューサーであるカルヴィン・ハリス。常に新しいクリエイティブを求めてきた彼にとって、「メタバースでハイクオリティなコンサートやりません??」というPICOからのオファーは面白いものだったに違いない!まずはこちらの映像をチェック。
ね?!めっちゃ楽しそうだし参加したいと思いません?というか、世界観が作り込まれ過ぎて不自然さがあまりないのが本当にすごい。リアルだったら表現できないカルヴィンの頭の中というか世界観が、映像により実現されている感じがファンにとってはスペシャルな体験だったようです。
バーチャルアバターとしてライブを行うカルヴィンのセットリストには、チャート上位の世界的ヒット曲を含む、爽快なダンスミュージックも満載。ファンはアバターとしてカルヴィンの世界を探検し、一緒にパーティーをしたり、カルヴィンからわずか数メートルの距離でライブを楽しめるなんてことも。しかも、ライブ中にパーソナライズされたダイナミックな音楽要素を追加することで、これまでにない“個人的なライブ体験”ができるチャンスもあるんだとか。
これは一度体験してみないといけない感じがしますね……!
バーチャルコンサートシリーズとは
“バーチャルでのハイクオリティコンサートの実現”という、近未来的なプロジェクトを推し進めたのはVRデバイスブランド『PICO』を販売するPico Technology Japan株式会社。
同社のVRヘッドセットとTikTok LIVEを利用する事で、様々なアーティストとそれを支えるファンがまるでリアルかのように一体になれる没入型の3Dコンサートをゴールに、バーチャルでのエンターテイメントを様々に企画し打ち出すWaveと提携する事で実現したコンサートシリーズ、それがバーチャルコンサートシリーズです。
Wave CEOのAdam Arrigoによるコメント:
「PICOは世界で最も革新的なVR企業の1つであり、ファンとアーティストのために最も没入感のある体験を創造するというビジョンを私たちは共有しています。今回の提携により、最先端のバーチャル音楽体験を創造するための限界を超え続けることを楽しみにしています」
PICOヘッドオブコンテンツビジネスディベロップメントのMayan Scharfによるコメント:
「PICOは、世界中のユーザーにプレミアなバーチャル体験を提供することに注力しています。PICOとWaveは、カルヴィン・ハリスをはじめ、音楽好きのユーザーがどこからでもお気に入りのアーティストとつながることができる新しい方法を皆様に提供できることを嬉しく思います」
※同コメントともプレスリリースより引用
終わりに
世界的アーティストのコンサートが見れるかどうかって、住んでいる場所で左右されるじゃないですか。どうしてもコンサートに行きたい!でも会場が遠いから交通費はもちろん、時間もかかる……。結構リアルな障壁でしたよね。でもメタバースの世界で世界的アーティストのコンサートが見れるなら?誰もがフェアに、リアルと同じクオリティの楽しいエンタメ体験ができる時代はもうすぐそこ!第一弾は『カルヴィン・ハリス』。第二弾が今から待ちきれません!
この記事を書いたスタッフ