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みなさんこんにちは!
GPの宮永です。本日はメタバース空間での総合音楽イベント「MusicVket 5」についてご紹介。
“MusicVket 5”って知ってる?
音楽クリエイターによる楽曲の展示即売会を中心に、アーティストの音楽LIVEを特設会場で行うなど、メタバース上で注目を集める音楽イベント「MusicVket 5」。コロナ禍において様々なイベントの中止が続く中、アーティストの発表の場を絶やしてはいけないという使命感と、「音楽をテーマにしたバーチャルイベントを開催してほしい」というユーザーの声をもとに2020年に誕生しました。
今回実施された「MusicVket 5」は8月26日(土)から9月3日(日)までの開催で、世界的な音楽デジタルディストリビューションサービス「TuneCore Japan」とのタイアップや、JVCケンウッドによる広瀬香美さんのリズムゲームの設置、ボカロP「DECO*27」の楽曲『シンデレラ』のVRMVを展示するなど多数の企画が用意されました。
来場方法はVR機器の他、PCやスマートフォンからURLをクリックするだけでとても簡単に参加が可能。VR機器を持っていなくても気軽に楽しめることが特徴で、開催期間中は無料で24時間いつでも参加が可能なので突然の「行ってみたい!」が叶っちゃうのも嬉しいところ。
“MusicVket”について知っておこう
イベントの軸となる「MusicVket」についてもご紹介。
「MusicVket」は、バーチャル空間上の音楽即売会です。
各ブースを巡りながら、多様な音楽を楽しみ購入したり、参加者同士で交流したりすることができます。VR機器はもちろんスマホやPCからも来場することが可能。今までVRに触れたことのない方も気軽に無料参加できます。作品は「楽曲のダウンロード販売」又は「CDの通販」の形で買うことも可能。
各ブースでサンプル音楽を聴いて、気に入ったものを各販売サイトに飛んで購入する仕組みとなっています。
コンテンツてんこ盛り!MusicVket 5の楽しみ方
さて、8月26日(土)から9月3日(日)にかけて開催されていた「MusicVket 5」、どんな会場だったか気になりますよね。仕事柄メタバースのイベント会場って常にワクワクしちゃうものなのですが、「MusicVket 5」の会場のワクワク感は期待以上!
会場は近未来都市をモチーフに
会場エントランスを抜けると近未来都市のビルの中をイメージしたChill空間に、一般出展375サークルの出展ブースが広がります。
一般出展会場には視覚的にも楽しめるバーチャル空間ならではの試聴ブースが設置され、落ち着いた空間で参加者同士で交流しながら楽曲の視聴・購入が可能。楽曲購入は「楽曲データダウンロード販売」または「CDの通販」に対応し、お気に入りの楽曲が見つかったらその場で販売サイトに飛んで購入できる仕組みになっているのだとか。うーん、よく考えられている。
今回のMusicVket 5では試聴機のデザインを大幅に刷新。CDジャケットやホログラムモチーフの演出が来場者の動きにあわせて動的に展開されていました。
MusicVket 5で楽曲を試聴できるアーティスト
メタバース随一の音楽フェスで視聴できるのはこんな感じのアーティストたち。
・Tani Yuuki
・cinnamons & evening cinema
・HoneyWorks
・Kotoha
・Ichika Nito
・Repezen Foxx
・高瀬統也
彼らは世界的音楽デジタルディストリビューションサービス「TuneCore Japan」が開催した「Independent Artist Awards by TuneCore Japan」でグランプリを受賞したうちの7組という実力派。
サービス開始から10周年を迎えたTuneCore Japanが、アーティストへの感謝を込めて開催した同アワードは、TuneCore Japanが保有する世界185ヶ国、55以上の音楽ストアのデータをもとに11の部門に渡りノミネートアーティストと作品を選出・表彰、そしてグランプリが決定したとのことで、ここからもかなりレベル高めのアーティストが選定されていることがわかりますよね。
JVCケンウッドとタイアップ、広瀬香美のリズムゲームが復刻!
株式会社JVCケンウッドとのタイアップでバーチャルマーケット2023 Summerで好評だった蓄音機をモチーフにした広瀬香美さんのリズムゲームの復刻展示も行われていました。さらにカーナビや、ニッパーTシャツなどのリアル商品も展示し購入もできるなど、ファンには堪らない仕様に。
50組のアーティストが参加するオープンライブを実施
MusicVket5開催期間中に実施するライブイベントも企画されていましたよ!会場は MusicVket5 VRChat会場に用意される特設ライブ専用ワールド。和・夏・冬・街をイメージした4種類のステージ+3種類のライティングから選べる会場で、多種多様なジャンルのアーティストがMusicVketを舞台にパフォーマンスが行われていたようですね。
終わりに
『メタバースでの音楽の祭典』を完璧に作り上げた「MusicVket 5」は、仮想空間の新たなイベントの形。参加者同士の交流や、VR機器を持っていなくても気軽に楽しめるカジュアルさがこのイベントが人気を博す1つの理由なのではないでしょうか。次回の本イベントはもちろん今後の大型メタバースイベントの動向から目が離せません!
それではまた。
この記事を書いたスタッフ