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ハードロックバンドKISS、今後はアバターとして活動!

ハードロックバンドKISS
Photo:YOUTUBE@KISS

みなさんこんにちは!GPの宮永です。

ここ最近、様々なアーティストたちがアバターとなってコンサートを行うなんて取り組みが加速中。そんな中、🤘でおなじみの、伝説のハードロックバンドKISSが今後はデジタル・アバターとして活動を続けるとの驚きの発表が。

ファイナルライブでアバターとして活動することを発表

KISS ライブ画像
Photo:REVOLVERより引用

2023年12月2日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されたハードロックバンド「KISS」のファイナルコンサート。記念すべきこのコンサートのアンコールで、ファンはもとよりマスコミを沸かせたのは、ポール・スタンレーを始め、ジーン・シモンズ、ギタリストのトミー・セイヤーとドラマーのエリック・シンガー等バンドメンバーによる「今後はデジタル・アバターとして活動を続けていく」との発表でした。

伝説のハードロックバンドKISSとは

KISSと言えば、世代を超えたハードロックのアイコンバンド。アイコニックな楽曲と奇抜なファッションから世界中に多くのファンを抱えるアーティストであると同時に、ロック全盛期を代表する伝説的な存在でもあります。

ユース世代は「ハロウィンでこのメイク見たことある!」とか、「このビジュ知ってる!」なんて思っていても、実際にどんな曲を作っているか知らない人もいるかもしれませんので、こちらにてKISSを代表する曲「I Was Made for Lovin’ You」と「Detroit Rock City」をご紹介。

いやー、やっぱり痺れますね!

サウンドはハード、でもメロディはキャッチー。すごく聴きやすいけどエッジが効いていてKISSならでは。

KISSは1973年1月にアメリカで結成されました。コープス・ペイントと呼ばれる白塗りの化粧と奇抜な衣装で迫力のロックサウンドをかき鳴らします。

オリジナルメンバーはポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エース・フレーリーとピーター・クリスの4人組。巨大なロゴを中心にした大規模なステージセットでデビュー当初より炎を使った演出を多用するなど、エンタメ性抜群の目で見ても楽しいパファーマンスでも知られていました。

ファイナルライブで魅せた3Dアバターのパフォーマンス

KISS 3Dアバター パフォーマンス
Photo:YOUTUBE@KISS

長らく第一線で活躍してきたKISSですが、2019年1月からフェアウェル・ツアーと題した引退ツアーを行っていました。最終公演はニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの開催だったのですが、そこで発表されたのがこの「今後はデジタル・アバターとして活動を続ける」という超朗報だったのです!

4人はコンサート後に次の章を予告する2分間の動画を公開。動画内で自分たちのデジタル・キャラクターを紹介しつつ、「KISS Army、みんなの愛、みんなの力が俺たちを不死身にした!新しいキッス時代が今始まる!」とのコメントも。

デジタルアバターのコンサートってどんな感じか想像しずらいかもしれませんが、実はもう前例がいくつかあり、その中で最も近そうなコンサートといえばABBAのデジタリアバターコンサートだと思うので、こちらも動画で紹介しておきますね!

なんとなくデジタルアバターのコンサートがどんなものであるか想像してもらえるでしょうか?ステージ上に本人たちが実際にパフォーマンスをしてるんじゃないか?って疑いたくなるほどの精密さ。

ちなみにKISSアバタープロジェクトも、ABBAのコンサートをも、スウェーデンのエンターテインメント企業Pophouse Entertainment Groupが手がけているようです。

ジーン・シモンズは発表文で「これで永遠に若くあり続けることができる。この技術でポール(スタンレー)はこれまでより高くジャンプできるだろう」と語っています。

終わりに

KISSが名実ともに”不死身のバンド”として活動し続ける。こんなに嬉しいことはファンにはない!さらに注目したいのが、誰かが他界しているわけでもなく、本人たちの意思としてアバターとして残る選択をしたというのがまた興味深いポイントかなと思います。

これ以上パファーマンスをすることは身体的に厳しいけれど、自分たちがクリエイトしたKISSという存在でお客さんをもっともっと沸かせたい。こうして永続的なエンターテイメントが叶うって、もうSFな時代ですよね。きっと今後はNFTのように、自身の存在をデジタルアバターにするアーティストは続々と増えて行くかと思います。

デジタルアバターとコンサートの未来の関係性、きちんとアンテナを張ってチェックしていく必要がありそうです。それではまた!

この記事を書いたスタッフ

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