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みなさんこんにちは!GPの宮永です。
イベント累計動員数2,000万人を超える国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」に、突如として登場した「メタバースえひめ」と呼ばれる美しい愛媛県の観光地や街。目的は一体なんなのか、どんなプラットフォームになっているのかと合わせてご紹介して行きます!
県民向けのデジタル上のコミュニケーション拠点「メタバースえひめ」
名前の通り“メタバース”な”愛媛”で「メタバースえひめ」と呼ばれる本プロジェクト。仮装空間上に愛媛県の観光地や街を構し、愛媛の魅力を積極的に発信することで、観光客誘致はもちろん、県民向けのデジタル上のコミュニティ生成、そして行政との直接的な関わりを創出するマルチな空間となることを目的に立ち上げられました。
プラットフォームはイベント累計動員数2,000万人を超える、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」。本メタバースを運営するクラスター社は「今回の事業では、これまで弊社が培ってきたメタバース活用の知見を活かし、観光やコミュニティ生成につながる場を創出することで、愛媛県のデジタル化プロジェクトに貢献し、地域の発展に寄与することを目指しています。」と語っています。
デジタル空間の中で現実の「愛媛」と繋がるべく新たなコミュニケーション拠点。人と人、そして企業と人を繋ぐ場として 現実×バーチャルの新しい「愛媛」がここから生まれるかと思うとワクワクしますよね!
愛媛県デジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」
この「メタバースえひめ」ですが、愛媛県による「トライアングルエヒメ推進事業」の採択を受けて誕生しました。
これは愛媛県デジタル実装加速化プロジェクトの一環で、様々な産業領域における地域の課題に対し愛媛県が民間事業者から企画提案を募集し、デジタル技術の実装や、県内への横展開の実現性の高い提案を採択し実現するためにアクションを起こすといったもの。
課題解決につながるデジタル・ソリューションの実装検証を地域一帯となって行っていくという今の時代にあった新しい取り組みなのです。
エリアの見どころを紹介!
とまあ、愛媛を盛り上げるべくマンパワーが注ぎ込まれた仮装空間「メタバースえひめ」。の見どころを手始めに2つ程ご紹介。そのほかにも魅力的なコンテンツは多数存在するので、気になる方は実際に訪れてみてくださいね。
その①:道後温泉
愛媛県松山市に湧出する名湯であり、日本三古湯の一つといわれる道後温泉がこちらのプラットフォームでも楽しめます!
この温泉は、万葉集巻一や夏目漱石の小説『坊つちやん』にも登場する愛媛県を代表する文化的な観光地として有名ですよね。ほぼ完璧に再現された道後温泉本館および道後温泉別館 飛鳥乃湯泉を訪れれば、きっとリアルで行きたくなっちゃうこと間違いなし。尚こちらはイベント会場として使用可能とのことですよ!
【ワールド紹介】道後温泉
— 【公式】メタバースえひめ (@metaverse_ehime) January 11, 2024
「道後温泉本館」「飛鳥乃湯泉」を再現したワールド。情緒溢れる薄暮の道後が登場します。道後を訪れたことがある人もない人も楽しめるワールドです!
※1月19日(金)オープン pic.twitter.com/YGfxzHKEcZ
その②:いよかん島
「いよかん島」と呼ばれる島は松山市中島をモチーフにしたバーチャル島も登場。瀬戸内特有の穏やかで美しい海とビーチを再現したこの場所は、メタバースならではの魅力が詰まったニュースポットです。
【ワールド紹介】いよかん島(仮)
— 【公式】メタバースえひめ (@metaverse_ehime) January 12, 2024
瀬戸内海に浮かぶ島。特産のミカンの木や山と海に囲まれた穏やかな空間で、昼・夕方・夜と時間帯の違うワールドがあります。
焚火を眺めたり、海で泳いだり思い思いの時間を過ごしてみてください。夜のワールドにはサプライズも…! pic.twitter.com/1ySn24xwry
終わりに
1月19日にオープンしたばかりの愛媛県への観光誘致や県民のための新しいコミュニケーション拠点「メタバースえひめ」。今回記事を紹介したことで、皆様が少しでも興味を持ってくれたら嬉しい限り。というのも、このようなバーチャル施策って様々な用途に使えるのですが、エンタメを入れつつも地域復興や地域再生、もっとリアルを盛り上げるための目的としてクロスオーバーに利用できると1番ですよね。
「メタバースえひめ」はまさにそんな使い方を目的に作られたワールドなので、ここが上手いこと成功例になれば、全国で一気に需要が増えるんじゃないのかな、なんて思ったり。
現実とバーチャルがクロスする大変有意義なメタバーススポット「メタバースえひめ」にみなさんも是非訪れてみてくださいね!それではまた。
この記事を書いたスタッフ