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みなさんこんにちは!GPの宮永です。
2021年7月期に放送されていたTBS日曜劇場枠のドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」をご存知ですか?鈴木亮平さんや賀来賢人さんが出演し今年の春には映画化も果たした大人気ドラマですが、劇場版のPRイベントの一環として各種イベントが行われていたのですが、なんとその中には『TOKYO MER』の世界を“メタバース”で完全再現するなんて施策も!これは興味深い。
その他にもリアルイベントも同時期に用意されていたので、今回は本作を取り巻く2つのイベントを紹介できればと思います。
「TOKYO MER~走る緊急救命室~」とは?
まずはこちらのドラマを知らない人もいると思うので、作品からご紹介。
「TOKYO MER~走る緊急救命室~」はオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場に駆け付け、“1人も死者を出さない”という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム【TOKYO MER】の物語。
彼らの活躍を描いた物語は「新たな救命医療ドラマ」として多くの感動を生み、熱いチームワークや衝撃的なストーリー展開に魅入られた視聴者から、続編や映画化を切望する声が数多く寄せられました。
そして今年の4月、日本中を熱くした大人気ドラマが満を持しての映画化!ということで、本作をさらに盛り上がれるべく劇場版公開を目前に行われたのが2つの特別企画でした。
劇場版を押し上げる2つの特別企画
①『TOKYO MER』の世界を「メタバース」で完全再現!
2つあるうちの1つ目の施策がこちら。
劇場版『TOKYO MER』の世界観の完全メタバース化!そう、TBS・東宝・ZEXAVERSEの3社で共同開発したメタバースプラットフォーム上に『TOKYO MER』の世界が登場したんです!
メタバースにはドラマ版だけではなく、劇場版の舞台となった横浜ランドマークタワーの火災現場やTOKYO MERのスタッフルームを3Dスキャンしてリアルなグラフィックで完全再現したりかなり凝っていたようで、訪れたファンたちからも歓喜の声が。
もちろん鈴木亮平さん、賀来賢人さん、中条あやみさん、菜々緒さん、小手伸也さん、佐野勇斗さん、ジェシーさん(SixTONES)、フォンチーさんといったTOKYO MERのメンバーたちもメタバースに3Dアバターとして登場。このクオリティがすごすぎる!それもそのはず、本人そっくりの3Dアバターは上記のメンバーを約130個の6Kカメラで撮影し作ったのだとか。
『TOKYO MER』のリアルなスタッフルームにも入ることが出来たり、リアルなキャストアバターに出会えるという画期的な体験は、MERファン同士で交流を深める場としても盛り上がったのも頷けます。
②赤坂サカスで開催された3日間のスペシャルイベント
メタバースの施策と同時に行われたのがリアルでイベント『TOKYO MER』赤坂ミッション~HEROを体験せよ!~。
TBS前の『赤坂サカス』で、子どもから大人まで楽しめる“ここにしかない”イベントと称する本イベントは、『TOKYO MER』に登場するERカー“T01”や東京消防庁の特殊車両“全地形活動車”への搭乗体験、TOKYO MERの名シーンの再現ブース、TOKYO MERの一員になれるフォトパネルや東京消防庁の防火服着用ブースなど、特別な体験ブースが登場。衣装展示やグッズ販売もあり、ブランチカフェのキッチンカーでは、テイクアウトのコラボメニューなどコンテンツも盛り沢山でした。
因みに鈴木亮平さん、中条あやみさんのスペシャルメッセージの上映を用意するなど、リアルでしか体験できないスペシャルコンテンツもちゃんと用意されていました!このバランスめちゃくちゃ大事ですよね。
全方位からガンガン盛り上げるイベントコンテンツ
これまでも様々な人気ドラマが劇場版ローンチにあたり様々なイベントを立ち上げてきました。しかしメタバースって完全に新しい気がしません??ニッチなシーンではなくマスなシーンまでもがメタバースでの何かしらの取り組みを推し進める時代に突入したと思うとなんだか胸熱……。
今後もこういった、人気ドラマ×メタバースのイベント施策はどんどん行われていきそうな予感。TV業界のメタバースイベント、今後どんなものが登場してくるのかアンテナを張って要チェック。
この記事を書いたスタッフ