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みなさんこんにちは!GPの宮永です。
本日ご紹介するニュースは、あの『インテリアのオリバー』が新たにリリースしたメタバースサービス。なんでも高精細なVR空間でデザインシミュレーションができるらしい……?!
画期的なシュミレーションサービス「Oliverse®」爆誕
ここ5年くらいで急激に注目を集めるようになった「メタバース」。これまではゲームやエンターテイメント業界を中心に利用することが多かったメタバースの利用ですが、コロナ禍を経てバーチャルオフィスなどビジネスシーンへの展開も目され、社会を変える計り知れない可能性が期待されている……なんて話は何度もさせていただきましたよね。そんな中、メタバース技術を活用し、施設用インテリア大手の株式会社オリバーが新たなサービス「Oliverse®」を11月8日より開始しました。
「Oliverse®」は、メタバース空間でインテリアの提案を行うBtoB向けのバーチャルシミュレーションサービスのことで、ヘッドマウントディスプレイを用いて空間に入り込んだ状態で、デザインの確認から変更・修整・決定までを進めることができるサービスとのことなのですが、未だ使用していなくてもわかるこの有り難さ……。確かにメタバースとインテリアのシミュレーションって相性良しだし、多くの人が求めていたものって感じがしますよね!
「Oliverse®」とは?
「Oliverse®」とはOliverとmetaverseを掛け合わせた造語で、メタバースでインテリアの提案を行うBtoB向けの新しいバーチャルシミュレーションサービスのことで、VR技術を使ってインテリアのイメージ共有を行うことができます。
では、この「Oliverse®」を使って一体何ができるのか、そして本サービスの特徴はなんなのかをさらっとご紹介!
【ポイント①】バーチャル空間でインテリアイメージを体験
ヘッドマウントディスプレイを装着するだけで、アバターとなってOliverse®の体験が可能に。バーチャル空間によって、インテリアイメージをより具体的に確認することができちゃいます。
【ポイント②】理想の空間イメージをリアルタイムに構築
壁の色、床の素材、照明の明るさなどをリアルタイムで変更することで、理想のインテリア空間の実現に向けたシミュレーションを素早く視覚的に確認することも。
【ポイント③】リアリティを追求したシミュレーション
光の反射や陰影など、細部まで忠実に再現。提案時と実際に出来上がる空間のギャップを失くした、解像度の高いリアリティな空間を体験することが可能に。
【ポイント④】アバターコミュニケーションでデザインを共創
デザイナーと一緒に、アバター同士でコミュニケ―ションを取ることもできちゃうのだとか。実際にその空間にいるようなリアルな感覚で、その瞬間瞬間にインテリアデザインを共有することも。
サービス開発の背景
他の業界と同じく様々な課題をもつインテリアシーンですが、その中でも幾度となく取り上げられてきたのが「空間の完成イメージを共有することが難しい」という課題です。
例えば引越す際、新しいソファやベッドなどの大型のインテリアを購入しようとしている時、本当に我が家にフィットするのかイメージがつきにくく、購買意欲が時間とともに下がっていくなんて経験ありませんか?そんな課題を解決するため、Web3.0の高まりを受けて実現性が見えてきていたメタバース技術を活用した本サービスだったんですね。
50年以上にわたって施設用インテリアを数多く手掛けてきた株式会社オリバー。そんな老舗感の強いオリバーが、新たな時代にあわせメタバースというこれまでなかった空間で独自のサービスをクリエイトする。現状に甘えず常に進化し続けようという姿勢がとにかく格好良くないですか?
しかしこちらの高クオリティなシミュレーションツール、イベントやエンタメに用いたらめちゃくちゃ新しいことできるかも……?想像を膨らませつつ、メタバースのお勉強にちらっとのぞいてみてはいかがでしょう?新たな年に向け気分展開に新しいインテリアが欲しい!なんて思っている方は早速使ってみるのもありかも??それではまた!
この記事を書いたスタッフ