バーチャルミュージアムでソール・ライターの世界観を楽しもう！

Bunkamuraによる展覧会「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」がバーチャルでも楽しめる？！7月7日(金)から開催している「「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」バーチャルミュージアム」へ遊びに行こう！

「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」バーチャルミュージアムとは

NYが生んだ伝説の写真家ソール・ライター。1950年代からELLEやVOGUE、Harper’s BAZAARなどの雑誌をはじめ、ファッションフォトの第一線で活躍した写真家として語り継がれる伝説の人物です。

そんな彼の展覧会「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」がBunkamura企画で渋谷ヒカリエ9階で7月8日から開催中！

見どころは1950～60年代頃、黄金期ニューヨークを写し撮った未公開スナップ写真や、知られざるソール・ライターの素顔、ニューヨークで交流した後の巨匠アーティストたちのポートレート、唯一無二のセンスあふれる1950～60年代の『ハーパーズ・バザー』でのファッション写真、カラー写真約250点を10面の大スクリーンに投影する迫力の展示空間大規模プロジェクションで体感するソール・ライターの色彩の世界など本当に様々。

8月23日までなので、渋谷を訪れた際にはソール・ライターの素晴らしい作品に是非とも酔いしれていただければと思います……が、実はこの展示、もう1つ注目点があります。それはバーチャル……つまり、メタバースでもソール・ライターの作品や彼がカメラ越しに見たであろうNYの景色を楽しむことができるということ！

「DOOR」と「360Media」を使用したバーチャル体験ができる

こちらで楽しめるのは「DOOR」による仮想空間と、「360Media」によるVR空間。

「DOOR」会場では、仮想のミュージアム内を自由に歩き回りながら作品を鑑賞できます。さらに、渋谷ヒカリエ ヒカリエホールで開催されるイベントのライブ配信やアーカイブ配信も予定しているとのこと。

一方「360Media」会場では、ソール・ライターの作品やソール・ライター財団の提供によるアトリエ等を撮影した360度映像のほか、展覧会「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」関連フォトコンテストの応募作品をニューヨークの街並みに展示なんて素敵なイベントも…！

立体的な空間表現と視点のコントロールにより、作品を美しく見せることに特化することで文化芸術の新たな鑑賞方法を実現しているんですって。

バーチャルミュージアムでの展示内容

バーチャルミュージアムで展示されるのは大まかに言うとこんな感じ。どれもこれも面白そう。一体どんな展示になっているのか興味しかない！

◆ソール・ライター アトリエ及び彼の住んだNYの景色（実写の360度映像）
　：提供　ソール・ライター財団

◆「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」展覧会紹介*

◆ソール・ライター作品 18点と展覧会の見どころ*

◆フォトコンテスト応募作品の展示

ソール・ライターについて

最後にカラー写真のパイオニア、ソールライターについての紹介がプレスリリースにあったのでこちらを共有いたします。

Saul Leiter ソール・ライター
1923年12月3日、ペンシルバニア州ピッツバーグに生まれる。父親はユダヤ教の聖職者。1946年、画家を志し、神学校を中退してニューヨークへ移住。1958年、『ハーパーズ・バザー』誌でカメラマンとして仕事を始める。その後、80年代にかけて多くの雑誌でファッション写真を撮影。1981年、ニューヨーク5番街にあった商業写真用の自分のスタジオを閉鎖。1993年、カラー写真制作のためイルフォードから資金提供を受けたことにより、カラー写真のプリントが初めて可能となる。2006年、ドイツの出版社シュタイデルが初の写真集『Early Color』出版。2012年、トーマス・リーチ監督によるドキュメンタリー映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」製作。2013年11月26日、ニューヨークにて死去。享年89歳。

開催期間
2023年7月7日(金) ～ 2024年3月31日(日)
「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」バーチャルミュージアム 会場
https://saul-leiter.360media.nttqonoq.com/