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みなさんこんにちは!本日のトピックは、NFTを活用した未来の下北沢まちづくりプロジェクト「aotoki lab.」と、ファーストコレクション「neo sloth」について。
今年の1月に始動したデザイン×Web3プロジェクト「aotoki lab.」とは?そしてどうやって下北を盛り上げ、なんのためにNFTをするのか。一緒に見て行きましょう!
“未来の下北沢まちづくりプロジェクト”『aotoki lab.』
これからの時代の展望を見据えた際に、新しい技術と下北沢のコミュニティによって何か化学反応が起こせないか。そんな考えから生まれた『aotoki lab.』は、下北沢にあるグラフィックデザインオフィス株式会社あおときが運営するプロジェクト。
Web3.0の技術がどうまちづくりに活かされていくか。デザイン×Web2.0の代名詞SNSの可能性を感じることができた今、デザイン×Web3の可能性を探るプロジェクト、それが『aotoki lab.(あおときラボ)』です。目的はいたって簡単。下北沢を盛り上げること!これに尽きると言っても全く過言じゃありません。
下北沢を一層盛り上げるプロジェクト『aotoki lab.』ができるまで。
そもそもこのデザイン会社あおときの下北愛が強いことが全ての発端。クリエイティブ業の傍ら、再開発が進み、注目が尽きない下北沢という地をより一層盛り上げたい意志から、2021年9月より下北沢周辺のトレンド・おすすめ情報を発信する自社Instagramアカウントを開設。これまで独自取材や発信を重ねることで下北沢での地盤作りやリアルイベント、オフラインも含めて密な下北コミュニティを築いてきました。
その後、「遊び心で社会を彩る」をテーマに以下のような様々なイベントを自主企画や、他イベントへの企画協力や出展など、Instagramとリアルイベントを織り交ぜ、デザインの枠にとどまらない様々な下北沢のまちづくりに積極的にアプローチに尽力するなど、その取り組みはとにかく下北愛で溢れてる!
そして今回あおときはデザイン業界が今後直面するであろうWeb3の概念を採り入れることに着目。『aotoki lab.』がスタートしたのです!
下北沢まちづくりNFTとは?
さて、そんなこんなでスタートした『aotoki lab.』がリリースするファーストコレクションNFT「neo sloth」がちょっと気になる。
なんでもNFTを活用する理由は、デザイン業とまちづくり事業を繋げる接着剤の役割になるからなんですって。
例えば今後メタバース上で交流できる街を作ったり、それと結びついたリアルでのイベントを開催したりと様々なコンテンツを模索中。それはそれで気になりますが、今回は彼らが販売するNFT「neo sloth」を見ていきましょう!
「neo sloth」とは?
新しさを意味する「neo」と、ナマケモノを意味する「sloth」を組み合わせた造語「neo sloth」。名前の通りナマケモノをモチーフにマイペースに下北ライフを過ごす人々の様子を描くこちらの作品が今回販売されるNFTです。
8種類の素体で1,500パターンのデザインが用意されており、ランダムで渡されるのでどれが当たるかドキドキするのもまた良い感じ。独自コントラクトとして、公式ホームページにてフリーミントで配布されており、ガス代と呼ばれる取引手数料でゲットできちゃいます。
「neo sloth」を持つことによる特典がこちら!
このNFT、可愛いだけが魅力じゃない!
「neo sloth」を所有することで、下北沢の飲食店でサービスを受けられたり、下北沢の劇場での優待や、ポイントカードのような形の還元システムを受けることができるetc。このNFTでさまざまなイベントや特典にあやかることができてしまう大変ハッピーなやつ、それが「neo sloth」なのです。
併せて言えば、これらの機能を集約したスマホアプリを配信・普及させることで関係人口の創出・拡大に繋げ、“下北loverたちのニューノーマル”を定着させるところまで考えてるんですから末恐ろしい……(いや、本当に良い意味で)!物質的な利益だけでなく、ともに下北沢の街を盛り上げていく一員としてコミュニティに参加し、まちづくりに貢献したくなる作りにもなっているので尚すごい。
今後の展望
本プロジェクトを運営するあおときの目標は、“下北沢の街に住む方や訪れた方がNFTを通して交流し、まちづくりに携わっていくというムーブメントを生み出し、次世代の下北沢に繋がる基盤を構築していく”ことにあるのだとか。Web3.0を発信していく上で、さらなるコレクションの販売や、保育施設の開設、今まで下北沢になかった街のシンボルを作るなど、ハード面の施策も含めて地元との結びつきを強化していく予定のようです。
来るものを拒まない懐の深さと、新旧入り混じる多様性にあふれた街、下北沢。この街独特の雰囲気は今尚多くのクリエイターを引きつけて止みません。そうしたクリエイターが成長し、やがて地域に還元していく“持続可能な循環”を引き続き生み出すためのまちづくりの側面からのバックアップとして登場したこのプロジェクト。GP所縁の地であることもプラスして、今後の展開が楽しみでなりません!それではまた。
この記事を書いたスタッフ