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いざ浮世絵の世界へ!仮想空間の浮世絵展

『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』メイン画像
Photo:プレスリリースより引用

みなさん、こんにちは!GPの宮永です。
今回のトピックは、Bunkamuraメタバースで開催中のメタバース企画展「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」について。4月25日(木)から開催中の本展は6月30日(日)までの開催なので訪れたいなら今月がラストチャンス!

Bunkamuraメタバースについて

Bunkamuraメタバース メイン画像
Photo:プレスリリースより引用

まずは開催場所であるBunkamuraメタバースについてご紹介。
Bunkamuraメタバースは、名前の通り渋谷のカルチャーをこれまで牽引してきたBunkamuraが打ち出すバーチャルコンテンツのこと。

昨年4月からの東急百貨店本店再開発にともない、日曜・祝日を中心に営業中のオーチャードホール以外、現在Bunkamurは休館中。この状況の中、文化芸術の制作・発信を仮想空間上で行うという目的のもと作られたのがBunkamuraメタバースです。

Bunkamuraメタバースの様子
仮想空間に誕生したBunkamuraのアート空間。作品に没入できるイマーシブな作りに。
Photo:プレスリリースより引用

そんなBunkamuraメタバースで現在開催されているのが「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」。似鳥文化財団が所蔵する浮世絵をインターネット上の仮想空間で体感できる迫力の展示は一体どんな内容なのか、これから概要含め展示内容を詳細にご紹介していきたいと思います!

小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展とは?

『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
Photo:プレスリリースより引用

小樽芸術村は20世紀初頭に建造された歴史ある建築物5棟4館からなる美術館施設。ここでは小樽の街が発展を遂げた19世紀後半から20世紀前半にかけて焦点を当てた国内外の美術品や工芸品の収集、展示を行なっています。

今回の企画展では、小樽芸術村が誇る浮世絵コレクションの中から三枚続などで全景を見せるパノラミックな浮世絵を中心に紹介。ちなみに本企画展のメタバース展示作品はNTT ArtTechnologyが協業パートナーである株式会社アルステクネと連携し、アルステクネの特許技術「三次元質感画像処理技術(DTIP)」を使用して高精細デジタル化されたものたち。つまり、バーチャルといえど、ものすごい臨場感で作品を楽しめるということ!

アバターで作品に潜り込んだような没入感

メタバース空間へ訪れると、江戸時代から明治時代にかけて描かれた美人画や風景画、妖怪画などをそれぞれのムードに合わせたメタバース空間が登場。アバターで作品そのものの中に入り込んだような体験はもちろん、没入型のメタバースおばけ屋敷も展示されるなど、ここでしかできない没入体験が盛りだくさん。

江戸の華・美人画の世界

『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
江戸情緒溢れる街並みは雰囲気たっぷり!
Photo:プレスリリースより引用
『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
タイムスリップした気持ちで作品鑑賞ができる
Photo:プレスリリースより引用

江戸時代にタイムスリップしたかのような仮想空間は、評判の町娘や名高い遊女を描いた美人画を江戸の町並みを再現したメタバース。江戸の町民になった気持ちで、美人画を眺めつつ、ふらりと散歩することも。

大パノラマ・圧巻の情報量

『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
天空のパノラマ空間
Photo:プレスリリースより引用
『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
名所の眺望は圧巻
Photo:プレスリリースより引用

当時、多くの人々を惹きつけた風景画の鑑賞は、名所の眺望の美しさや新時代を象徴する街並みが広がるスポット。作品のパノラミックさを演出する天空のメタバース空間は開放的!

『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
拡大表示された作品のみどころ情報
Photo:プレスリリースより引用
『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
作品のみどころ情報全体
Photo:プレスリリースより引用

作品の中に描き込まれた精密な情報を知ることができるように、各作品の見どころや注目すべくポイントを解説文と合わせて拡大表示できるのも嬉しいポイント。

跳梁跋扈する妖怪たち「メタバースおばけ屋敷」

『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
怖いムードの妖怪画の展示
Photo:プレスリリースより引用
『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
大迫力の没入型のメタバースおばけ屋敷
Photo:プレスリリースより引用

妖怪や異形のものたちの姿が生き生きと跳ね回る様子が描かれた三枚続の浮世絵が展示されるのは、怪談の舞台にもなりそうなすこ〜し暗めのメタバース空間。薄明りをたどりながらアバターで前に進むと、暗闇に浮かぶ作品を完璧なムードの中で鑑賞可能。

見所を教えてくれる「みどころキューブ®」

『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
作品・年表の全体像
Photo:プレスリリースより引用
『小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展』の様子
作品情報も詳細に追える
Photo:プレスリリースより引用

展示作品に大正・昭和の作品を追加することで、その頃どんなことが起きていたかを、時事の出来事や絵師に関わる年表と合わせてキューブ型のインターフェースで知ることのできるコンテンツも登場。「みどころキューブ®」と命名されたキューブ側面を選択すると、似鳥文化財団が小樽芸術村で今後開催する企画展での出展予定作品もチェックできます!

日本が誇る小樽芸術村の名作たちを、心ゆくまで鑑賞できるメタバース「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」。

家から気軽にアクセスできる本展をのぞいてみたら、本家の小樽芸術村に行きたくなること間違いなし。今の時代ならではのメタバースでの芸術体験は今月がラストチャンスなので見逃さないで!それではまた。

小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展
会期:2024年4月25日(木)~2024年6月30日(日)
https://www.bunkamura.co.jp/sp/metaverse/

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